「敵対行為の停止につながる人道的停戦」を求める決議案

G7が広島で開かれ、岸田を始めとした欧米7ヶ国による欺瞞に満ちた世界支配への集まりは強行された。合わせて、沢山の反対デモや意思表示に警察を動員した弾圧が広島を始め各地で進められた。

このブログでさえ、ただのサラリーマンである私の意思表示にも嫌がらせの工作がされ、しばらく発信できない状態となっていた。

久々に発信することになりましたが、世の中は大きく動いており、この間の変化には目を見張るものがあります。

最近では、パレスチナの現状に非常に憂慮すべき状況があり、強く発信しなくてはいけないと思っています。

先日、早稲田大学の岡教授が京都大学で勉強会を開催された。その中ではパレスチナの現状は、まさにレイシズムでありアパルトヘイトである。ハマスが行ったキブツでの音楽フェスでのテロは国際法違反であり擁護されるべきことではなく、非難されるべき惨事であった。しかし、パレスチナを歴史的事実を見ていくと元来パレスチナの地を軍事侵略し入植し専有し人種浄化と言う名の虐殺を行ったイスラエルこそが国際法違反の70年であった事がわかる。

また、ガザ地区は、このハマスによるテロ以前からあらゆる移動や物資の供給を断ち塀で囲まれた 天井のない監獄 にしていた非人道的状況であった。ハマスは、国連を含めた各国の監視のもと行われた民主的な選挙で成立した指導者による行政が行われていたが、イスラエルは入植者をガザ地区から引き上げ完全包囲というまたまた国際法違反及び非人道的対処を行ってきた。排泄物の処理すら濾過器の稼働出来ない状況に追い込みガザ地区の沿岸では海水浴すら出来ない不衛生な状況に追い込まれた。そんな中からのハマスの反撃としてガザ地区隣接のイスラエル軍事基地への抵抗運動としての事件が今回の発端である。

まるで極悪非道のテロリスト集団と決めつけたTVや新聞社の内容は現実を正しく報道していない。

ぜひ皆さんも、岡教授の京都大学での勉強会の内容をご覧頂きたい。

https://iwj.co.jp/wj/open/archives/519239

 

その上で、かねてより同志社大学の大学院 三牧聖子准教授が話されていたことを皆さんにぜひ知っていただきたい。

8月18日米国大統領山荘キャンプデービッドで岸田 ユンソンニョル大統領 バイデン米国大統領が日米韓の安全保障協力を強化するとし、 日米韓パートナーシップの新時代 をうたいあげた。

しかし、福島第一原発の汚染水 海洋放出にユン大統領は理解を示したが、韓国市民の8割が懸念を示し反対運動も活発である。

原爆をめぐる見解の対立も日米では顕在化している。7月公開の米国映画バービーと原爆主導したオッペンハイマーが同日公開され、ファンの間ではバービーが原爆を背景に笑顔をみせるコラージュが投稿され、バービーの公式アカウントはこれに好意的返答をして問題化した。

本来の新時代への道は、市民レベルでの地道な和解の試みの先にこそある。と三牧聖子准教授は指摘されている。週刊金曜日9月1日号をご参照頂きたい。

米国市民の感情には、いまだに原爆投下は正しかったという意見が多数存在する。15年のYouGovのアンケートでは、18歳から29歳の若者の45%が正しくなかったと正しかったとする31%を上回ってきた。しかし中高年層では大半が日本への原爆投下を未だに正しいと考えている。

 

日本軍がアジア諸国に対して侵略戦争をした。

米国にも対戦した。だから原爆を投下して無差別殺戮をして良いのか?

イスラエルのガザの今回の抵抗があった。だからガザのパレスチナへは、国際法違反である非人道的兵器である白リン弾を使用して良いのか?

縦断爆撃をして街を破壊して良いのか?

https://youtu.be/TTDdZd8yFHU?si=f2cGBtf9WIGgDGZd

 

昨日の国連では、 アラブ諸国が主導した「人道的休戦」を求める決議を「地域のさらなる不安定化や暴力の拡大を防ぐことの重要性」を強調し、全当事者に最大限の自制を要求。ガザに対する人道的支援を「継続的に妨げることなく」行うことや、人質を即時かつ無条件に解放するよう求め120ケ国の賛成により可決した。

しかし、米国とイスラエルは反対した。

私たちの日本は 棄権した。

私たち日本は、被爆国として非人道的である戦争に、武力による問題解決をしない事を誓って復興した国ではなかったか!なぜ棄権する必要があるのか?私たち日本の市民が、今取るべき行動は人道的休戦を求め国際的問題解決のみちを希求することではないか!血迷う日本政府に最大限の非難と修正を求めたい。