抗議する権利すら無くなる

みなさんもすでにご存知かと思いますが、昨日札幌地裁で 2019年参議院選挙で元安倍首相が札幌市での応援演説中、道路反対側の歩道付近からヤジを受けた。また、更に遠方の歩道上から抗議のヤジをした女性もいた。この二人が、ヤジを飛ばした為にその路上から違法に強制排除され、女性はその後も長時間私服警官らにつきまとわれ嫌がらせを受けた。

この一連の事件に二人は表現の自由の侵害として道に賠償訴訟をした判決がありました。

判決は、道警察に二人の表現の自由などが違法に侵害されたと述べ計88万円の支払いを命じた。

 詳しくは、私のこのブログの昨年12月31日アップした  雪の降る‥をご覧ください。

ついにこの判決が出て勝訴されました!

廣瀬孝裁判長の良識に賛辞を送りたいと思います。京大 毛利透教授(憲法学)も、民事裁判でありながら憲法判断に踏み込んだ判決と評価されています。

明らかな違法行為である公安警察や警察官らの嫌がらせや対応に、あくまで 合法的対応であったと言う道警察は、道議会内で当時その法的根拠を知事に求められるが、答えられず7ヶ月後にようやく屁理屈としか言いようのない説明を行うというお寒いものだった。

しかし、私たちが普段何も自分達の意思表示をせず安倍政権下で安全保障関連法や憲法解釈による自衛隊関連法など改悪が次々と進んでしまった。その中で今ウクライナへのロシアの侵略を目の前にする。

みなさんもすでにご存知の通り、ロシア市民も侵略に対する反戦の意思表示としてデモを行い12,000人以上が投獄され、今や法改悪によりその意思表示ですら投獄される事態となった。

札幌市での安倍晋三の狂気に満ちた自民党候補への応援演説にヤジすら飛ばせない社会は、ロシアのプーチンの独裁者の支配下の社会と何が違うというのか?と思える。

二人の抗議した若者は、まさに普通の介護職員と大学生であって、安倍晋三の悪政に自分の意思表示をできる数少ない機会だと思い抗議のヤジを飛ばしたとのこと。こんな意思表示すらできない。また、警察による嫌がらせや違法排除などに道警のトップは、真顔で 法に照らして問題は無い!と議会で述べている。

こんな事を許しておくわけにはいかないと強く思う。

ロシア市民が、自分の国が侵略国家になるのは許せないと、投獄される事も辞さずに(最長15年)抗議する姿を見て、今の私たちのこの日本も今に

  抗議する権利すら無くなる   と思える。

 

ちなみに、安倍晋三は、プーチンと27回も会談し

 ウラジミール!君と僕とは同じ未来を見ている!駆けて駆けて駆け抜けよう!

          と、話しているとの事。

 

 確かに同じ方向性かも知れない。

 

また、橋下は、ゼレンスキーについて

 早く降参すれば良い。    ともコメントしているらしい。

自民党 高市早苗や橋下 安倍らはは、この機に

核兵器の共同所有(米国)と言い出す始末。

 

私たち市民が、政治権力者達の暴走を止めるよう日頃から意思表示をしていく事が民主主義の根幹であると今更ながら思う。