挫折  

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今日も時折雨が降る中 海岸線を走ります。約10kmをアップと途中の筋トレも含めて1時間7分!  強い西風の中にしては気持ち良く走っています。

 

最近では、公園の散歩すらコロナウイルスのせいで配慮が必要になってしまったようで、ランニングやウォーキングすらも気持ち良くできないお話しになってきました。

が、米子市のbeachは、悲しいかな人影はまばらで 三密や危惧すべき状況ではありません。

ある意味幸せな環境の中 時折暖かな日差しに見守られながら走ってきました。

春を感じさせてくれる出来事がまた一つあります。

松林の中や横を走っているとアスファルトの道が黄緑のスプレーでもしたかのような色に変わっています。それは、松の花粉飛散で道の色を変える程飛んでいる為です。春の訪れをまた一つ感じながら気持ち良く走っています。

 

しかし、走り終わる頃に気持ちがすっきりしないのに気づきます。それは、あの漁港付近のあたりはまたもゴミが道脇に投げ込まれていたからです。海岸線の松林にも先日の強風と嵐でペットボトルやウレタンビニール袋などが打ち上げられています。

 

やめときゃいいのですが、温泉に入ってご飯を食べて   ゴミ拾いにきてしまう自分がいます。

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またまたかなりのゴミが道脇に投げ込まれていました。

蛍光管まで投げ込まれているため市役所の回収箱に持っていかないといけないことに気持ちは時折の雨と共に折れそうになります。

 

チンピラ風のご老人が、私の姿を見て車のスピードをゆるめ窓を開けてタバコの吸殻を投げ捨てながら  ケッ とタンを吐き捨て、更に空き缶を投げ捨てていくあの姿を見て本当に自分のしている事が意味あるのか?と思えてきます。

 

でも  それでも気持ち良く走るためには、綺麗な海岸線であって欲しいとゴミ拾いをやめられないな   とも思います。

 

久々に買ったお気に入りの中古車にゴミを積むのが嫌になるくらい悪臭を放つゴミ達に、それでもやっぱりやるしかないと思う自分が不思議です。

 

コロナウイルスの事も他人を非難する話ばかり聞きます。が、今私たちは自分さえ良ければそれで良い!という行動パターンから同じ地球に住むともに生きる人と考えるパラダイム転換が求められていると思えて仕方ありません。

何年後もあのコロナウイルスで沢山の人が亡くなり社会が変わった!と歴史に残る時を今私たちは生きていると思います。

ヨーロッパで活躍しているサッカー選手たちが共に生きる人という考えをネットでよくメッセージしています。

 

この歴史的な変化の中を生きる私たち市民がコロナウイルス収束後の社会をどう変えていくのかが問われていると思います。