海岸線をいつものように歩いていると
ゴミを拾っておられる方がいらっしゃいます。ずいぶんきれいになった皆生温泉付近の海岸線が、先日の嵐でまたまたゴミで荒れました。しかし、それでもまたゴミを拾っておられる方がいます。
お声をかけてみると、以前同じ場所でゴミ拾いをされていた彼女でした。
黙々と拾われた先には、きれいな海岸線が見えています。ホテル群が並ぶエリアは、休業となったホテルのスタッフさん達も海岸線のクリーンアップに参加されワイキキの海岸線を思い出させてくれる風景が広がっています。
先日のゴミ拾いをしている時には、気持ちが折れそうになっていましたが、久々にお会いできた彼女の笑顔と屈託のない表情で黙々とゴミ拾いをされている姿に
やっぱりやってきて間違ってなかったと思えてきました。
新型コロナウイルスの影響で暗くて厳しい我慢の日々が続いています。
でも、この苦難を乗り越えて明るい未来が来ると思えるようになった方も多いと思います。
歴史に残るこの時代の真っ只中に生きる私たち市民が今どう生活していくのか問われていると思います。
皆生海岸のゴミ拾いをする変な奴になった自分が、それでもやっぱり間違っていないと思えてきます。
春のうららかな風景が皆生海岸付近に見られるようになりました。嵐でゴミが幾度となく漂着したり ゴミが捨てられたりしますが、それでもまた人の手できれいな海岸線になっていきます。
そんな景色を眺めながら走ったり歩いている姿をたくさん見られるようになってきました。
自転車屋さんが繁盛しているんだろうと思えるくらいサイクリングを楽しまれている姿も見られます。
そこには、明るい希望が感じられる風景が広がっています。