ヨーロッパの電車旅行

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今朝の朝日新聞の付属紙 GLOBEに、今ヨーロッパ圏では、長距離の移動に夜行列車が、次々と復活している  という記事があった。

写真は、朝起きて車窓から見える地中海を眺めている様子なのだそうです。

 コロナ禍もあり移動について未だ心配な事もたくさんある訳ですが、それなりに対策をとり個室があり、チェックされた夜行列車の旅は人々の嗜好に合っているようです。

 日本では、無論、夜行列車は廃止の一途をたどり新幹線が主流、または、飛行機での移動や自家用車かバスの移動がメインだと思います。

 

なぜ、ヨーロッパ圏の人は、夜行列車を選び飛行機を選ばないのか?疑問に思うところです。記事には、次の答えが書かれています。

グレタさんが、環境問題を強くうったえた以前から環境負荷を考えると、移動には列車が一番負荷が少ない為、ヨーロッパ圏の人たちは、列車を選択し始めたようです。もちろん飛行機での移動や車もあるようですが、流れは変わってきているとの事。また、個室により感染対策や、何より朝起きて車窓から見える情緒深い景色や同乗した他者とのコミュニケーションも今復活の要因となっているようです。

 移動時間をうまく使い、安く寝ている間に目的地に向かう。また、宿泊費もかからない事もメリットの一つです。

 時間や費用といった経済的合理性だけではなく、環境問題をはじめとする社会的課題への個人の意識に、ヨーロッパの人たちの精錬さに驚くと同時に日本もそうありたいと思いました。

 今朝も、冷える海岸線沿いを朝早くから走ってきたのですが、先の日曜日にも繰り返しゴミ拾いをしても、また道端に投げ捨てられたゴミが今朝も散乱しています。

 皆生温泉付近を発着点とするトライアルマラソンが今朝行われていました。

私が走り終わり、いつものエリアやあと気になる場所だけ拾いましたが、せっかく走る事を楽しみに来られたランナーが、ゴミが散乱する海岸線を走るのも気分良くないと思いお構いなしに拾ってきました。ありがとうございます♪と、お声かけくださるランナーさんもたくさんあります。が、気にせず走りを楽しんでいただけると良いかと思いました。

しかし、市民ランナーや自転車でサイクリングを楽しんでいる海岸線にゴミを投げ捨てられることが私には理解できないといつも自問自答しています。

誰もが気持ち良くいられる為に、わずかな配慮をして欲しいと思います。

ちなみに、山陰にはJRで、東京からサンライズ出雲が夜行列車として運行されています。なかなか良い電車です。

ヨーロッパの人たちと気持ちを一つにする為にも、できることを少しだけでも続けることが必要だと改めて思いました。