ネオニコチノイド

久々に文章化したいと思います。

以前、ネオニコチノイド系農薬の問題についてブログをアップしましたが、act beyond trust さんの企画で 平久美子医師による ネオニコチノイド系農薬の問題解析がYouTubeにアップされていました。act beyond trustさんの設立10周年企画の第二弾で今年9月にアップされていたものです。

 ネオニコチノイド系農薬が、今の日本を始めとして世界各国で問題を引き起こしている事に驚愕するばかりですが、この平久美子医師によるプレゼンは、科学的分析に基づくデータからの現状理解に非常にわかりやすく解説されていました。

 自分には関係ないと思う方がほとんどだと思いますが、実は大問題が起きている事に気付かされます。

 卑近な例として、島根県宍道湖の水生生物とネオニコチノイド系農薬の使用量の増加がリンクしており、あの宍道湖の美味しい大和しじみにも蓄積が危惧される状況です。もちろんのこと、宍道湖の大和しじみだけでなく、私たちが口にする食物の多くに蓄積し、私たち自身の身体に蓄積してきている事がわかってきました。

 近日まで関わってきた、発達障害の方たちへの就業支援の仕事も無関係ではない事がわかってきました。ネオニコチノイド系農薬は、水溶性があり且つ油脂への溶解性もあり細胞膜を低分子の為易々と通過浸透します。この為、神経毒性を有し人間の成長過程において重大な影響を及ぼす事がわかってきました。現在、激増してきている発達障害について、ネオニコチノイド系農薬との因果関係が疑われます。

 また、この問題を解析検討する公的機関も今ない事が説明されています。

 ヨーロッパ圏では、早々に疑義が生まれ、規制が始まっています。また、米国もFDAが動いていますが、我が国は、無策となっているようです。

非常にわかりやすく解説されています。ぜひ一度視聴されて問題がある事、ご確認頂ければと思います。