なんだか面倒くさいタイトルにしたとやや後悔しながら打ち込んでいます。
東京 新宿歌舞伎町の 無料相談所 日本駆け込み寺 代表の 玄 秀盛さんのお話しに なるほど! と思う事がありました。
今 新型コロナウイルス感染症の影響を受け日本一の歓楽街の歌舞伎町は、とんでもない状況になっているみたいです。まあ、僕にとっては歌舞伎町は縁のないところなんですが、日本の状況を端的に表しているところかもしれません。
この街で無料相談を18年にわたりされてきた 玄さんが、今の歌舞伎町の相談所に訪れる方の状況を語っておられました。
生きていく事が本当に難しくなられた方々が相談所に来られる。助けて!と言える人はまだいい。助けて!を言うと周りから もうこいつ終わりやな!と思われる だから言わない。
歌舞伎町や夜の街の事だけではなく会社員ほど助けてと言わない。
弱みを見せたら悪い評価がつくから‥
なぜか‥
それは
いまだに成功した人から学びましょう、偉くなった人から学びましょう。
失敗した人から学びましょうという考えが無い。
どんな過去があってもやり直しがきく再チャレンジができる事が必要
今の日本は、無傷で痛みのわからんやつがどんどん上がっていくから、みんなで痛みを分かち合おうとはしない
と、ご出身の関西弁口調で語られていました。
自助を第一に求める菅首相!
良い事言うた!けど本当に困っている人は、なんとかしようともがいてきた。
でもにっちもさっちもいかなくて相談に来る。
現実はもっと厳しく自助ではどうにもならない人がいる事に向き合う事が必要で責任転嫁や自己責任にしてしまってはならないと思われました。
社会の 失敗から学ぶことの姿勢の必要性を改めて感じたお話しでした。