日曜日の朝に

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今日は、寒々とした曇り空に

時折見える雲の切れ間の青空

明日からは初冬の雪が降る予報

 

二、三日は歩けなくなるかと

多少の雨のリスクを抱えても寒空の下

海岸線を歩きます。

 

日常のひたすら明るい死とは無関係なTVコマーシャルとニュース番組のコロナ禍の報道の身近になった死に対する差は歴然たるものがあります。

 

ちょうど朝日新聞のコラムでエッセイストの小池真理子さんがこの話しを書かれていました。

 

余命を意識し始めたご主人は、毎日惜しむように外の景色をながめ愛でていた。野鳥の鳴き声に耳を澄まし、駐車場のコンクリートの隙間に花を咲かせた一輪のたんぽぽすら大切に‥

こういうものと別れるのが一番辛い と

 

当たり前のように繰り返される季節。

止まる事なく流れるはずだった時間。

美しい天空の法則のすべて。

それらと別れねばならぬのが本当に辛いんだと。

 

今私の目の前にある寒々とした景色すら本当はしあわせな時間の流れる中にあるのだと思える一文でした。

明日から初冬の雪が降る予報です。

でも、それすらしあわせな時間の中にあると今日は思えます。

 

歩き終わったら

暖かな温泉を楽しみたいと思います。