岸田首相が聞く力がある?

今日のBSの番組で、岸田首相が出演していました。番組内で、岸田首相に対して思うこととして若い人達にインタビューしています。

聞く力はあるし今後期待できる。安倍首相より私たちの事わかってくれそう。まじめそう。などの好意的意見ばかりがインタビューで出ていました。

本気か?とついつい思ってしまいます。

米中対立が高まるなか、戦時体制へひたすら邁進してきた安倍政権を引き継ぎ、中国への対立を煽り軍事衝突の危機を高めているのは、岸田首相の日本政府だとなぜ気付かないのでしょう。

WTOに中国がルール違反をしていると米国は批判しています。果たして本当でしょうか?確かに中国もWTOのルール違反をしたために提訴されました。が、一度で修正しその後提訴されていません。他方その批判をした米国は、繰り返しWTOのルール違反をして同じルール違反に対し是正せず提訴を繰り返えされています。

中国の香港やウイグル地区での人権侵害に対して、岸田首相は、中谷元氏を人権問題担当の首相補佐官として新設して任命した。中谷は、元の防衛大臣で、中国への人権問題の外交政策を図る狙いを持って作られたものと見られる。もちろん人権問題を国際的普遍価値として外交政策に据える事は大切だと思う。

しかし、我が国の人権侵害もセットとして考えるべき!

入管施設でのスリランカ女性の病死は、国際的非難を浴びている。また、コロナ禍の中で困窮する10万円給付が届かない朝鮮学校の子供達。彼らには、高校無償化も自民党により適用外とされてしまった。これらの人権侵害について司法は、自民党政府の意向を間に受け無批判に裁量の逸脱は無いとして排除してしまった。この事について、国連社会権規約委員会や国連人種差別撤廃委員会らは、日本政府に是正勧告を行っているにも関わらず放置したままである。9条の会の会員である竹本和義さんは、強く批判されていた。

同じ日本に生きる若い世代の人達が、岸田首相率いる自民党政府の本質がいかに悪質であるか、しっかりと見るべきだと思う。経済学的に、新しい資本主義?の中身はなんなのか、、国会答弁では、全く意味不明。何を言っているのか経済学や社会学的にわかる人はいないと思う。誰かあの新しい資本主義とは何を言っているのかわかる人がいたら教えて欲しい。

憲法改正を行い日本を敵地先制攻撃して戦える国にする。そんな国に日本をしようとしている悪質な政治家が、わかってくれる人?私たち市民がしっかりと見るべきこと、言うべきことを日々やっていくしかないと思う。