米子市で、村井國夫さんや藤田弓子さんらの出演で演劇が行われ、観てきました。

九州の熊本と大分の県境にある下笙ダム建設に際して反対運動の指導者であった実在の人物をモチーフにした演劇でした。最後の一人になっても最後まで闘うと決め亡くなられるまでその反対運動は貫かれました。離脱していく仲間と決裂しても生きる限り闘う姿と、民主主義のあり方を 手間がかかるが、とことん議論して少数派の意見でも取り上げていく事が必要だと  繰り返し語られています。最後はダム建設が完成するものの最後の一軒の為に注水運用させなかった姿勢に観た人は心打たれたと思います。

 

私たちが今、目ににする日本の意思決定はどうでしょうか?民意の反映どころか、権力機構の権力維持や利権誘導の為に方針は勝手に決められ、理不尽な決定や明らかな利権誘導でも屁理屈や説明しないまたは 無視など民主主義とは隔世の感があります。Justice 正義 とは全く無縁の政治の進め方がされています。安倍内閣時代、自治体や国の債務は200兆円を超え財政再建どころか先進国で最悪の状態に落ち入り、可処分所得はやはり最低レベルに転落。貧困ラインに七人に一人という最貧困入りしてきました。株価のみ上昇する経済実体の無い状態と格差拡大により市場は低迷、更に集団的自衛権を解釈変更だけで実施し治安法制も改悪。トランプの言いなりでアメリカから兵器の爆買いをし農産品の関税撤廃 引き換えのはずだった自動車関税撤廃も先延ばしで事実上無し!最悪なのは、武器輸出解禁をまたまた解釈変更で始めてしまった。身の回りの利権絡みで身動き出来ず退場。が、続く菅首相は、国民の判断無く就任。権力機構の継承をし戦時体制を着々と進めている。

 

私たち市民が、何の議論も無く民主的プロセス無く進められていく今の現状に

本当に何をどうしなければいけないのかを問われる舞台でした。

現代を生きる私たち市民が、何も議論も無く議席が確保され勝手に軍事国家にひたすら進みかたや貧困に喘ぐ市民生活に更なる追い討ちをかける政治家に何もしないでいいのか?!と語りかけているようでした。

私たちは、本当に民主主義とは程遠い安倍政治に慣らされてはならないし許してはいけないと強く感じました。そのスポークスマンが 菅だという事!忘れてはいけないと思います。

その指摘にはあたりません。

お答えを控えさせていただきます。

総合的俯瞰的に検討した。

なんと私たち市民を愚弄した記者会見をした輩だと思います。

Justice    正義  はそこには全くありません。