経世済民

最近、自己肯定感が薄れています。

朝から心無い言葉を平気で使う人により 自分がここで働く事に意味を見いだせない程のダメージを受ける。もちろん指摘すべきだと思うのですが、昨今の人手不足から 辞めるぞ!の脅し言葉に戦々恐々とする毎日。

 より良いサービスの提供を目指して勉強してきたはずなのに、伝えきれないもどかしさ。

 自分がここで働く事で、私が関わる人が僅かかもしれないが、より良いサービスを受けていただけるよう働きかけること少しでも喜んで頂けるよう役に立つ事が

自分の存在理由であったはず。

 

しかし、毎日の中に心折れるようなダメージを受け、自分が必要とされる存在では無いと思ってしまう日々です。

 

今日 ヒマラヤの秘境ラダックの研究をした言語学者の本を知りました。

ラダックは、原初的な集落で人が自然の脅威に協力して対抗していく必要があり

生活の必要に応じて働いていた。しかし、グローバリズム貨幣経済の影響で人は心を消耗し競争させられるようになっていったそうです。健康すら切り捨てながら人を蹴落としてまで、また自然破壊してでも金儲けに必死にならなければならないのか?本来 幸せのためにと導入されたシステムが経済ではなかったか?

経済の語源は、中国古事の  経世済民

世をおさめ民をすくう  から来ています。今では、経済は、民をすくうのではなく私利私欲の道具に成り果てていると京都大学 都市社会工学の藤井研究室も語っておられました。

 

そんな社会に生きづらさを強く感じながら、働く毎日です。

 

でも、その生きづらさがあったとしても

ありがとう  の一声をかけていただいただけでなんとか自分の存在理由を見いだせているのかもしれません。

自己肯定感は、立命館大学の教授が提唱された概念なのだそうです。それは、赤ちゃんの頃から成長期まで続く親からの愛情によって得られやすくなり、ダメージにも耐えられる自己肯定感を獲得できるそうです。

みなさんも日々、ダメージにさらされながら生きづらい毎日を必死で生き抜いておられると思います。

 

世俗的ですし演歌は嫌いですが、先日ラジオから流れてきた 氷川きよしの新曲   母  

 

離れていても そばにいてくれる
淋しくなると つい呼んでしまう
その人の名は・・・
母 ぼくの母さん
・・・・・・・
ぼくはまだ未熟者で
心配のかけどおしだ
だけど母さん 見ていておくれ
ぼくはやるよ 何事かをなすよ
希望の星を 追いかけろ
あきらめなければ 負けないと
励ましつづけてくれた人
ああ 母ありてこそ 母ありてこそ
だから母さん
生きていてください 永遠(とこしえ)に――。

嬉しい時は 分かちあいたくて
空に向かって つい呼んでしまう
その人の名は・・・
母 ぼくの母さん
・・・・・・・
ぼくはこの道ひとすじ
まっしぐら突き進むよ
ぼくの心の 命ずるままに
生きてこその 人生じゃないかな
世界を敵にまわしても
私はお前の味方だと
涙で誓ってくれた人
ああ 母ありてこそ 母ありてこそ
だから母さん
生きていてください 永遠に――。
希望の星を 追いかけろ
あきらめなければ 負けないと
励ましつづけてくれた人

世界を敵に回しても‥

の歌詞に思わず涙が出てきそうになりました。

 

日々、苦悩の毎日ですが

きっと

親から受けた愛情に支えられて

自己肯定感を持ってなんとか生き抜いて

います。