米国 シアトルの投資家のニックーハノーアーは、Amazonの当初からの出資者で、資金を握り大成功を収めたごく一握りの勝ち組のひとりです。
彼は、このコロナ禍の中でも、痛くも痒くも無いと言っています。
極端な資本の集中した現在の環境では、ごく一部の資本家にとっては、圧倒的な優位性から没落の危険性はかなりなくなっているようです。
しかし、そんな彼ですら資本の集中が社会の破壊を巻き起こし、多様な問題を起こすことで荒廃した社会となる事を危惧しています。
圧倒的な資本の集中と格差が、人類を破滅に導くと話しています。
ピケの格差社会が、現代資本主義の荒廃と人類の破壊を示したように、資本主義の申し子の彼ですらも資本の集中を解体すべきだと言います。
日本の財閥解体も不十分でしたが、現在 新自由主義と呼ばれる圧倒的な資本の集中は、資本家階級ですら危惧する状況であり、資本の集中の規制をするべきだと話します。
大枚の税金投入により資本家の資産保持に動く現在の国家リーダー達こそ社会破壊の尖兵だと言います。
このコロナ禍後の社会再建期こそ資本の集中の規制を詰めるべき頃合いの環境となっています。
大資本の解体と社会資本への回収
そして新自由主義との決別に未来があると思います。