昨日、朝日新聞大阪本社版朝刊が報道した通り
沖縄県辺野古への米軍基地移転工事を 最高裁 岡正晶 裁判長は、是認した。
軟弱地盤が見つかり防衛省の設計変更の申請を沖縄県は承認しなかった。国は、大執行を強行するべく訴訟を起こし最高裁まで争った。が、最高裁は昨日沖縄県敗訴の判決を出した。
主な争点は、沖縄県が未承認にする対応が 公益を著しく害するか?である。
国は、工事遅延が普天間飛行場の危険性除去の実現が阻まれること。を主張。
県は、反対する県民の民意を公益として考慮すべき。と主張。
高裁で、県民の心情は十分に理解できる と言及しながらも、
法律論としては、県の主張する公益は当然に考慮しうるとはいえない と、判断していた。
最高裁の今回の上告に対し、この 岡正晶 裁判長は、上告できる判例違反などが無い として、それ以上は判断しなかった。 という。
最高裁が、国民や県民の意思を尊重せず法律論すら判断しない。私たち日本に住む市民は、国が勝手に法律や通達等で制度を作ったら民意が反対であっても 公共の福祉に反しない と判断する。
とんでもない国になってしまった。
ロシアで、姉妹国家であるウクライナに知人友人が沢山おり攻め込む事に強い違和感を持ち意思表示したモスクワをはじめとした都市で反対運動が広がった。しかし、プーチンは反戦を主張する市民達を次々に逮捕していった映像は世界の沢山の市民が目撃しプーチンの強権的支配に怒りと批判を浴びせた。
帰って、我が国では沖縄県辺野古移転の最高裁の今回の判断は、まさしく現在の政権の強権的政策にひれ伏す判断では無いか?!
私たち日本の市民が、政府の施策に反対の意思を示すとしても政権が法律や通達変更をする事で、法律論としてだけ判所し民意を公益性として判断しないならば、時の政権によりロシアの様な暴力装置としての国家の暴走 つまりナチズムの類いを再発してしまう。
最高裁として、最低でも民意を公益として考慮するか否かを高裁に差し戻し判断しなおすことが必要ではなかったか。少なくとも、県知事に与えられた承認の権限は、自治権を基本にしており、法律論だけでも争点となるべき要素はあり得るではないか。
こんな時の政権に媚びる 最高裁裁判長は、私たち市民は罷免すべきだと思う。
私たちは、この名前を忘れずに衆院議員選挙では罷免!しよう。岡正晶 この名前をみなさんも記憶に留めておかれたい。罷免!