最高栽 岡正晶裁判長 を罷免しましょう!

f:id:beach-walker:20240302094843j:image

昨日、朝日新聞大阪本社版朝刊が報道した通り

沖縄県辺野古への米軍基地移転工事を 最高裁 岡正晶 裁判長は、是認した。

軟弱地盤が見つかり防衛省の設計変更の申請を沖縄県は承認しなかった。国は、大執行を強行するべく訴訟を起こし最高裁まで争った。が、最高裁は昨日沖縄県敗訴の判決を出した。

主な争点は、沖縄県が未承認にする対応が 公益を著しく害するか?である。

 

国は、工事遅延が普天間飛行場の危険性除去の実現が阻まれること。を主張。

県は、反対する県民の民意を公益として考慮すべき。と主張。

 

高裁で、県民の心情は十分に理解できる と言及しながらも、

法律論としては、県の主張する公益は当然に考慮しうるとはいえない  と、判断していた。

最高裁の今回の上告に対し、この 岡正晶 裁判長は、上告できる判例違反などが無い として、それ以上は判断しなかった。 という。

 

最高裁が、国民や県民の意思を尊重せず法律論すら判断しない。私たち日本に住む市民は、国が勝手に法律や通達等で制度を作ったら民意が反対であっても 公共の福祉に反しない と判断する。

とんでもない国になってしまった。

ロシアで、姉妹国家であるウクライナに知人友人が沢山おり攻め込む事に強い違和感を持ち意思表示したモスクワをはじめとした都市で反対運動が広がった。しかし、プーチン反戦を主張する市民達を次々に逮捕していった映像は世界の沢山の市民が目撃しプーチンの強権的支配に怒りと批判を浴びせた。

帰って、我が国では沖縄県辺野古移転の最高裁の今回の判断は、まさしく現在の政権の強権的政策にひれ伏す判断では無いか?!

私たち日本の市民が、政府の施策に反対の意思を示すとしても政権が法律や通達変更をする事で、法律論としてだけ判所し民意を公益性として判断しないならば、時の政権によりロシアの様な暴力装置としての国家の暴走 つまりナチズムの類いを再発してしまう。

最高裁として、最低でも民意を公益として考慮するか否かを高裁に差し戻し判断しなおすことが必要ではなかったか。少なくとも、県知事に与えられた承認の権限は、自治権を基本にしており、法律論だけでも争点となるべき要素はあり得るではないか。

こんな時の政権に媚びる 最高裁裁判長は、私たち市民は罷免すべきだと思う。

私たちは、この名前を忘れずに衆院議員選挙では罷免!しよう。岡正晶 この名前をみなさんも記憶に留めておかれたい。罷免!

 

2月24日〜26日境港市

 

f:id:beach-walker:20240216194327j:image

最近関わり始めた

境港ピースリビングシアター

2月の上映分を

 

コスタリカの奇跡〜積極的平和国家のつくりかた

 

でお願いしました。私が希望した事もありぜひぜひ山陰でも上映して1人でも多くの方に見て頂きたいと思い広報活動をしました。

ありがたいことに

中海TV出演の依頼を頂いたり、新日本海新聞社さんの記事に載せて頂いたりしました。

 

なぜこんなにこの映画を見たいかという話しですが、コスタリカは中米の小さな国でニカラグアなど侵略国家に隣接し危険なエリアにありながら、なんと軍隊をやめてしまった国だそうです。

その軍事費を教育にあて本当の豊かさを考えた国のようです。

振り返って私たちの日本はどうでしょう!戦争を紛争の解決手段としてしない国と最高法規に記載し二度と戦争をしない国として東南アジア各国に宣誓した国ではありませんでしたか?ところが、現在の日本の政府は、戦争をしたくてたまらない人々によって好き勝手に支配されています。

トランプ元大統領の軍事費増やさないなら守らない!の脅しに迎合して巨額の軍事費を勝手に決めてしまいました。また、FMSというあまりに不公平な武器調達契約で、言い値で役に立たない武器を山ほど買わされ多年度契約でわかりにくく買わされています。

本当に私たち国民が武器を大量に買い込み戦争準備をしなければならないのでしょうか?

他に選択肢は無いのでしょうか?

台湾に米国下院議長ペロシが電撃訪問して緊張を高めました。その緊張を理由に米国から日本はトマホークを大量に買い込み先制攻撃すらやりかねない体制作りを急ピッチで閣議決定で決めてしまいました。岸田だけでなく集団的自衛権を解釈変更でなし崩し的に進めたのは安倍晋三でした。

こんな事止めなくていいのか?

でも中国が攻めてきたら?と言う人もいるかもしれない。でも待ってください!中国が攻めてこなかったら?日本はとんでもない危ない軍事国家になろうとしているだけではありませんか?

そこで、コスタリカの考え方を知ることは非常に有意義ではないか?と思います。

私は、コスタリカの奇跡はまだ見ていないのですが、この映画は、広島の平和公園のすぐ横にあるハチドリ舎でよく上映されています。カクワカ広島の活動拠点であるハチドリ舎が,この映画を観てみんなで考えるのは素晴らしいと思いました。

そして私の住む山陰でも上映して1人でもたくさんの方に見てほしいと思います。

2月の週末には、駅横の米子ビッグシップ周辺や高島屋界隈 米子市公会堂周辺でもチラシ配布や声掛け広報をしています。

ぜひみなさんもご覧ください。

 

能登半島の震災津波復興の為に大阪万博を中止にしよう!

今日も寒空の下、震災-津波からの復興支援が行われているとTVが報道している。

復旧の為の資材や食糧や水など物資の搬入にも道路の損壊が激しくままならないという。

 

今、大阪で万博の為に土木工事の為に沢山の人や資材が投入されているかと思います。それを全て石川に差し向けてはどうだろう。

民間資金も税金も全力で差し向けてはどうか!

大阪万博を中止して、能登半島の震災復興に全力で取り組み、世界に発信してはどうだろうか。

北朝鮮金正恩氏からも心配して電報が届いたという。日本が苦境に立たされた時に人として心寄せている。

中村哲さんが残した言葉にこんな話があった。

 

我々のできることは余りに小さい。

しかし、大切なことは、あらゆる人々の中に潜んでいる良心を糾合し、この灯を絶やさぬよう

地道に仕事を続けることだと信じている。

-中村哲

 

あらゆる人々の中に潜んでいる良心を糾合し

まさしく今その時なのではないか!と思えて仕方ない。

 

 

土曜日の朝に

f:id:beach-walker:20240106083800j:image

 

この写真は、ペシャワール会鳥取中村哲さんの講演記録上映会のときに開かれた写真展での一枚です。

私たち日本の市民が、穏やかな朝を迎える事ができたなら、日々生活を守る事に必死で向き合っている人々がいる事に想いを馳せてみてはいかがでしょうか。石川県に住む皆さんは、地震津波で今日も再建の為苦闘されているかと思います。

自分に何ができるのか考えてみたいと思います。

でも、他方世界に目を向けると更に厳しい現実を抱えて苦闘されている人々がいます。

中村哲さんが取り組まれたように、私たちが

想いを馳せたり行動すべきは、人がみんな幸せに暮らせる為の協力や支援であって、決して武器を作ったり購入して戦う準備をする事ではないと思います。

穏やかな朝を迎えることができたこの土曜日の朝に、今も日々の暮らしに苦闘されている人々を想う時、中村哲さんの写真や言葉が思い起こされます。

「大阪万博、中止でええやん」という人はわかっていない…目先の経済効果よりはるかに重大な"日本への影響"の反論

デジタルプレジデントに掲載された

磯山友幸氏の「大阪万博、中止でええやん」という人はわかっていない…目先の経済効果よりはるかに重大な"日本への影響"と言う寄稿について

 

 

磯山氏の本文について、主要新聞社やネットや中止要請署名が上がっており、開催の正当性が問われている事の反論として寄稿されています。
しかし、開催の問題の本質として目先の損得勘定で批判して反対している  と捉え反論の趣旨を官僚主導の日本に問題がある。それを壊し民間主導で 楽しい日本 を取り戻し第三の日本の躍進を勝ち取る起爆剤としての博覧会だと切り返しています。
楽しい日本 ?
まず博覧会自体が民間主導ではなく利権まみれの開催誘導であり、利権者の 楽しい日本を目指している。
現在までの日本の停滞は、官僚主導の弊害ではなく利益分配を資本家に偏り搾取の限りを尽くしてきた。また、働くという社会的行為を労働者から分断し単純労働に切り下げ人間発達の機会を取り去ってしまったことなどによるものだ。
楽しい日本?に再起をかける目標があり得るのか?
開催により得られるのか?問題の改善がされるのか?
また、拡大経済で気候変動を始めとする問題を更に悪化させるのではないか?など多方面で否定的内容がある。
私たち日本に暮らす市民としてこの博覧会に巨額の費用を拠出し、誰一人として取り残すことなく幸福な社会を目指すのなら、こんな馬鹿げた話しを真に受けるのはよしたほうが良いのでは?と思います。

私達が世界の人とつながる事

先日の日曜日に鳥取市で開かれた ペシャワール会とっとりの中村哲医師の没後4回忌の記念写真展と講演記録上映とオンライントーク があり、参加させて頂きました。

f:id:beach-walker:20231114100928j:image

ペシャワール会では、支部を作らないとの事ですが、福岡のペシャワール会を支援をする会として鳥取で組織されているそうです。

中村哲さんが、2019年?に鳥取で講演された記録を上映され、現地ボランティアとして参加された方とのオンライントークがありました。

中村哲さんの物腰柔らかなお話しなどに、現地での苦難を一大事としてお聞きしながらも自分に痛みを与えないところに中村哲さんの寛容さと、真の意思の強さを感じながら聞いていました。

しかし、現在ボランティアに参加された方の中村哲さんとのエピソードをお聞きする中からは、実は激しい苦難の連続があった事を知る事ができました。

終了後、ロビーフロアーでの写真展を拝見したのですが、中村哲さんの話していた言葉も写真に添えられていました。

f:id:beach-walker:20231114100934j:image

f:id:beach-walker:20231114100940j:image

たくさんの写真や言葉に自分の事も問い直すきっかけとなりました。

今、私達は、世界のあちらこちらで人道上の危機が表面化し、日本もまた他人事ではない事態となっています。

中村哲さんが探求されてきた道は、アフガニスタンの現地でのお話しではありましたが、実はアフガニスタンだけでなく、パレスチナであり台湾問題であり私達日本の市民が今どうすべきかを問うていた。写真中にもありますが、私達一人ひとりが他人まかせではなく自ら考え行動すべきだし、わずかな力でしかないが、あらゆる人に潜んでいる良心を叫合し地道に活動することだと気付かされます。

写真展の終わりまで読み続けると、涙が流れて号泣される方がおられる様に、私にもその姿は鮮明にどうすべきかを物語っておられました。

中村哲さんを神格化することではなく、私達1人ひとりがそこに立ち向かうべきです。そんな中、今の米国やロシアの覇権主義国に追従し軍事国家への道をひた走る私達日本の政府のあまりに劣化したものを感じざるを得ません。

今私達が世界の人とつながる事とは、決して軍備拡張し米国らと他国に対して軍事圧力をかける事ではないと明確に見えてきます。

11月3日加納莞蕾

みなさんは、加納莞蕾(かのうかんらい)と言う人物をご存知でしょうか?

おそらくご存知無い方ばかりだと思います。

加納莞蕾は、フィリピンの第二次世界大戦後の二代目大統領であるエルピディオ・キリノキリスト教会など多方面に嘆願書を送りBC級戦犯の105名全員の釈放及び減刑という恩赦を得ることに尽力した人です。画家で、従軍画家として中国にも出兵していたようです。復員後 島根県安来市の山間地である布部 ふべで村長となり布部村平和五宣言を発表した。また、世界児童憲章の制定を訴え続けた。

この戦後日本戦犯の恩赦嘆願書を和訳し、一冊の本となったそうで、今日、安来市の布部で記念公演が開かれ参加してきました。

f:id:beach-walker:20231103194541j:image

加納莞蕾の弟さんが、加納美術館として布部の地に美術館を開館され現在お孫さんにあたる方が館長をされています。また、今日は講師として市立広島大学からも歴史的研究者が加納莞蕾の足跡を発言されていました。

f:id:beach-walker:20231103194933j:image

のちに、恩赦を決断したフィリピンの当時の大統領であるキリノ氏が国賓として日本を訪れた際に滞在した帝国ホテルに加納氏は押しかけ面会した写真であるそうです。

キリノ大統領が、加納氏の嘆願書により恩赦が発せられたかについては、確証がないものの影響を受けたであろう事が想定できる状況であったようです。

講演された市立広島大学の方と講演後に少しお話ししましたが、キリノ氏は、米国の支配的状況にあるフィリピンの二代目大統領として、当時資本主義国と社会主義国の対立構造の中で、日本との関係を取り込んでおく必要から恩赦を出した面もあると思われる事。加納氏も戦中は、皇民化教育を受けて軍事加担していた。が、キリノ氏始め嘆願書を送り続け、恩赦を得る中で日本の戦後責任や軍事力に依らない姿勢の維持や平和を希求し続ける事。また、民主主義の必要性や国際的視野に立つ事などたくさんのことに気付き強い信念を持ったようです。

地方の山間地である布部でさえ、世界的視野や民主主義的自治の必要性。非軍事的解決の試行など現在の私たちにとって学ぶべきことが山盛りであった。しかし、会全体としては、こんなにすごい人が地元から出たんだ!というヒーロー的賛美に偏り、現在の私たちが今差し迫っているウクライナパレスチナの問題に切り込み意思表示することなく終わった。

加納莞蕾が、人生を賭して生きるべきことを半生をかけてやったことは、まさに今私たちが直面するこの状況に黙することではない!という事であった。

非常に沢山の参加者で、山間地の加納美術館横の布部公民館は埋まった。が、加納莞蕾が求めて行動した半生が生かされていないと感じた。

が、この講演会や出版された書籍により、私たち日本が過去に犯してしまった誤りにも恩赦で再起を許してくれた東南アジアの各国の市民に報いる行動の契機となるよう、私自身も発信すべきだと思った。